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初めての妊娠
結婚して以来、夫婦・両親ともに子宝を望んでました。ネットで調べたら1年から2年以内に一般的な夫婦生活をしていて子宝に恵まれない場合を「不妊」と書いてあるサイトが数多くあり、私たちは子供を望んでいるからこそできるだけ病気の治療でも薬を摂取しなかったり、アルコールを飲まなくなったり生活は独身時代とは変えてました。

そんな時、ママの親不知が真横に生えていることが判明し、近所の夜間専門歯科医では処置ができないというので会社を休み府立病院の歯科へ行って抜歯しました。薬を飲むのは嫌だけど、化膿しないようにする薬だけは必ず飲むように言われて仕方なく数日摂取。

ちょうどこの抜歯予定日はママの前回のイベント(生理)からカウントして予定日より2週間前後の遅れがあったので抜歯をすること自体をキャンセルしようか迷っていた時期。抜歯の前日・当日ともに妊娠検査薬は陰性だったので抜歯することに決めたんだけど、数日後に検査薬を使ったらなんと陽性反応が・・・。

抜歯した週の土曜日は岡山へ行く予定があったので前日の金曜日に義父母・パパ・義兄には妊娠したらしいことを告げた。大阪から岡山まで長距離をドライブになるから妊娠初期ということもあり休憩を多く取りながら向かうことに。岡山ではまだ報告するつもりはなかったんだけど、「子供たちと縄跳びを外でしておいで」と伯母が言った瞬間、パパも義母も身体を乗り出して「実は・・・おめでたなんです。」と衝撃の告白。伯母さんも驚いた様子でした。

この頃のママは正社員だったのでバレンタインデーには上司へ報告。流産の可能性は否定できないから他の幹部へも連絡をしてくれるように伝えてました。実際は、約2週間後に自分で会社のミーティングで告白するまで誰も知らなかった。

3月になってから体調不良が続き、腰痛も悪化していきました。体調不良はつわりのせいだと思っていたけど、本当は今思うとそれだけじゃなかったのかもしれない。切迫流産の状態が続いていたのにそれを知らずに仕事で長時間毎日デスクワークをしてました。

3月中旬前に検診があり、パパの申告もその日にしようと考えていたので準備をしていると当初はパパが車を出すと言っていたんだけど、ヘルニアが悪化してそれどころじゃなくなり、急遽タクシーで病院へ。その日、ジュニア(胎児)の様子を病院で確認後、義母からパパが救急車で搬送されたという連絡が入り、申告後すぐに搬送先の病院へ。搬送後、数時間の滞在で歩いて帰宅できるまでに回復し三人で徒歩で帰宅。

2002年3月25日・・・運命の日。今日から11週に入ると思って楽しみに検診へ行った矢先、ジュニア(胎児)の成長した姿が見られるはずだったエコーに写ったのは鼓動の止まったジュニアの姿でした。先生も何度も確認してくれたけど、心臓がまた鼓動を始めることはありませんでした。診断は「繋留流産で1週間前ほどに心臓は停止している」ということでした。検診後は半分呆然としながら「ごめんね、心臓が動いてないの」とパパに謝ることで精一杯。パパがすぐに駆け付けられる状況じゃなく、義母が自転車で飛んできてくれました。ママは義母に謝ることしかできなかった・・・。その日はパパがそばにいてくれて号泣するしかできなかった。

翌日、夫婦で病院へ行き、先生から詳しい説明を受けました。今のジュニアの状況、今後のこと、処置の方法について。原因は不明だけど、心拍確認後に突然停止するというのは稀なことだから染色体異常でしょうという医師の見解。その日の午後、処置を受けるために一日入院になるのでその準備のために入院用アイテムを買い揃えました。

3月28日入院。ジュニアを体外へ出すための処置を受けるためだけの入院。同じ部屋の中には切迫流産で入院している方もいて、朝夕の検診で聞こえる胎児の心音が切なくて仕方がなかったことを覚えている。夜になっても翌日にはジュニアとお別れだという気持ちでなかなか寝付けなくてあまり眠れなかった。

午前中に処置が始まった。カウント10で眠るはずが麻酔の効きにくい体質のためか再度深呼吸をするように言われたことを覚えている。処置終了後に病室へ移動される間には意識が戻りつつあった。病室に戻った時にはほぼ覚醒。相当麻酔が効かないらしい。処置後に医師からパパにジュニア(胎児)はしっかりとお腹にくっついていたので姿をキレイに留めて摘出はできなかったと告げられたらしい。そして意識が完全に戻った後にパパとママに麻酔が途中で切れかかり追加したということも医師から伝えられた。

4月8日から職場復帰。上司からなぜ上司へ報告がないのかと数時間批難され続けた。パパとママで話し合って、上司が不在と聞いて上司の直属の上司へ連絡していたことを根に持ったらしい。夫婦で話し合った結果、同僚よりも直属の上司へ報告すべきと判断したことが間違いだったのかもしれない。

職場復帰後数週間毎日のように罵倒を浴びせられた。流産と中絶は同じだとも言われ、悲しくて生きていく気力さえ失いそうだった。そんな時、同じ流産を経験した天使ママのサイトで多くのママに支えられて乗り越えてきた。妊婦へのセクハラという問題で某サイトへセクハラということで相談した時も、「その言葉や態度は十分セクハラに値する」と言われ裁判や公の場へ出ることも検討した方がとアドバイスを受けたこともあった。


今は多くの天使ママと出会えるキカッケをくれたジュニア(胎児)に感謝してます。ありがとう。


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